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【JLPT】N2文法「〜つつ、〜」と「〜おそれがある」と「〜次第」の教え方

授業準備とブログ執筆を同時にやってしまうの巻!

 

こんにちは。

わかばです。

 

f:id:wakaba78:20190411090319j:image

 

えっと、明日は上記タイトルの3つの表現を教えます。

というわけで、このブログを書きつつ、

授業準備したいと思います。

ちなみにテキストはこちら!

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〜つつ、〜

テキストにはこうあります。

「〜つつ」は、「ながら」と同じ意味で使う 。(P63) 

というか説明これだけです。

うーん、じゃどうして2つの言葉があるのよ?

って思いますよね。

 

この段階では同じですと言い切っちゃった方が

学習者としてもわかりやすいかもしれませんが、

教師としては、もう少し突っ込んでおきたいところです。

 

これは今思いついたことですが、以下のような傾向がありませんか?

 

動作×動作は、ながらの方が自然?

 

ギターを弾きながら歌う

ギターを弾きつつ歌う

 

左右を確認しながら、ハンドルをきる

左右を確認しつつ、ハンドルをきる

 

どうでしょう?

 

授業の進め方としては、初級のながらを復習し、

「もう一つ、言い方があります」

といって「〜つつ、〜」を導入します。

 

T:花見ってどんなことしますか?

S:桜をみながら、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりします。

T:そうですね。でも、桜を見つつ、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりします

 でもOKです。見るを違う動詞に変えてみましょうか?

S:楽しむ?

T:いいですね

S:桜を楽しみつつ、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりします。

(リピート)

って感じでしょうか。

やはり「〜つつ」は状態性の動詞の方がしっくりきませんかね?

 

他の例文としては以下ですかね

 

富士山を眺めつつ、温泉に入った

バスに揺られつつ、目的地に向かった

彼女は仕事をやりつつ、週末はダンサーとしても活躍している

 

〜おそれがある

「〜おそれがある」は客観的なデータなどをもとにして、危険な状態になる可能性が高いことを伝えるときに使う。ニュースや新聞、報告書などに使われるとこが多い。(P66)

若干、詳しいですね〜。

わたしも悪いことがおこる可能性があると説明しています。

このときに「可能性」と言う言葉も導入します。

 

導入はこんな感じです。

T:みなさんの国では地震がありますか。

S:あります。

T:海の近くで地震がおきたら、どうしますか?

S:高いところへ逃げます。

T:どうしてですか。

S:津波がきますから。

T:いつもきますか

S:いつもきません。くるかどうかわかりません。

T:そうですね。津波はいいものですか
S:よくないです。

T:そうですね。よくないものがおこる可能性があるときに使う表現です。

聞いてください。「津波がおこるおそれがあります」

S:リピート

 

って感じでしょうかね。

例文としては以下です。

 

タバコを吸うと肺がんになるおそれがあります。

(実際に箱見せる)

この火山は噴火するおそれがあります。

稀にアレルギーを引き起こすおそれがあります

 

〜次第、〜

「〜次第…」は、「(今はまだできないが)〜たら、すぐ…する」と言うときに使う。(P67)

とあります。

いい説明ですね。ただ、若干補足が必要です。

また、この表現は話の中で使われることが多いと思うので、

場面を作る必要があると思います。

導入はこんな感じです。

 

T:Sさんは本屋の店員です。わたしは客です。

S:はい

T:じゃ、ここは本屋です。わたしは本を買います。この本です。

でも、今ありません。Sさんがお客さんのために注文します。

S:わかりました。

(状況設定のために、何か本を持っていくといい)

 

T:すみません。この本買いたんですけど、

S:あ、すみません、今ありません。注文しますね。

T:そうですか。わかりました。どのくらいかかりますか。

S:(ここからアドリブ)1週間くらいです

T:わかりました。じゃ、お願いします。

S:ありがとうございました。

 

となると思いますので、

先生は「次いつ本屋に来たらいいですか」

と聞きます。

学生は「1週間後です」と多分言うと思うので、

「でも、もう少し早くくるかもしれませんね。

本が来たらすぐ連絡した方がいいですね。」

といって

「本が来次第、お電話します」

リピート

という感じです。

後の例文は以下です。

 

部長が到着次第、会議を始めましょう。

詳しいことはわかり次第、お伝えいたします。

 

また、以下のような文はふさわしいかどうか

考えておく必要もあるでしょう。

ちょっと変ですね。

 

この仕事が終わり次第、レストランに行きませんか?

 

こんな感じで授業したいと思います。

では、また〜

 

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