昨日、ツイッターで大学時代にやっておくべきことは?
というつぶやきを目にして、条件反射的に「読書かなあ」
というリプを返してしまいました。
こんにちは。
わかばです。
すると、オススメありますか?
と質問していただけたので、
1冊だけオススメさせていただいたのですが、
いや、あれもこれも…と思いが止まりません。
というわけで、記事にしたいと思います。
大学時代というのは、たくさん時間があります。
この時間を利用してできることはたくさんあります。
アルバイト、サークル、恋愛、研究などなど。
でも、その中に読書も入れておいてほしいのです。
人間は幸せに生きていればさほど読書を必要としません。
が、何かあって傷ついたとき、自分に自信がなくなった時、
何かにすがりたくなった時、本を開くものです。
かくいうわたしもそうでした。
でも、その時に読書を始めたのでは、圧倒的に時間が足りません。
ですから、時間の制約を受けない大学時代には、
手当たり次第に本に当たっておくべきです。
そうすれば、その先、迷っても悩んでも、
本の著者たちがあなたに勇気をくれると思うからです。
ここで紹介する本は、とても読みやすい本です。
なんなら、漫画(難しいものを漫画にしてある)です。
だけど、もっと知りたいと思ったら、
原典に当たってほしいと思います。
では、いきます。
①斎藤孝著 読書力
ツイッターでもオススメした一冊。
なぜ、読書をするべきか?読書をすればどんないいことがあるか?
というところから教えてくれる一冊です。
読むべき読書リストもついているので、
これからの読書の参考になるはずです。
②原田まりる著 ニーチェが京都にやってきて17歳のわたしに哲学のこと教えてくれた。
哲学をポップに学べる名著。
哲学というと、敷居が高いですが、
これを読めば、哲学に対するイメージがガラッと変わるに違いありませんし、
きっと哲学についてもっと知りたいと思うでしょう。
物語としても面白いので、スイスイ読めますよ。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
- 作者: 原田まりる
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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③岩崎夏海著 もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら
何年か前にベストセラーになりましたね。
わたしは当時、ドラッガーもマネジメントも知りませんでした。
でも、この本が入り口となり「マネジメント」も読みました。
働く人にとって「マネジメント」はとても勉強になるいい本です。
なぜなら、経営者目線の考え方が身につくからです。
たとえ、労働者であっても、立場を変えて考える力が身につきます。
④蛇蔵&海野凪子著 日本人なら知っておきたい日本文学
これはすごく好きな一冊です。
わたしは外国語学部出身者ですので、
日本語教師ですが、日本文学、日本語学分野にちょっと疎いのです。
なので、こういう本があるとサクッと勉強できて助かります。
本当はじっくり源氏物語なども読みたいのですが、
そうもいきません。
大学生に戻れるなら、文学の世界にどっぷり浸かりたいですね。

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
- 作者: 蛇蔵,海野凪子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 単行本
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⑤吉野源三郎著 君たちはどう生きるか
漫画版が出て、昨年?ベストセラーになりましたね。
わたしも漫画版から読み、文庫本も読みました。
まさに「どう生きるか」を問う名著です。
けれど、この本は同時に「自分で考える」ことの大事さを
訴えてきます。
「どう生きるか」は「自分で考え」
そして、その上で、自らが「選びとるものである」
それができるようになるためにも読書は不可欠です。
また、教師になるにはなおさらです。
「読書力」のなかで斎藤孝氏はこのように書いています。
読書は思考活動に置ける素地をつくるものだ。もちろん読書をしなくても考えることはできないわけではない。しかしそれは、四股を踏まない者が取る相撲のようにレベルの低いママに止まる。(P7)
というわけで、
読書が苦手な大学1年生がいたら、
夏休みまでにぜひこの5冊を読んでほしいなと思います。
では、また〜
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