言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

空気をつくれなければ、いい授業はできないよ

最近、通勤電車のなかで

インターネットラジオのVoicyを聴いています。

その中で、とてもおもしろいチャンネルを

発見してしまいました。

 

こんにちは。

わかばです。

 

f:id:wakaba78:20190116074308j:image

 

そのチャンネルは何かというと、

桂三四郎さんのチャンネル

「聴くだけで喋りが上手くなるラジオ」です。

 

voicy.jp

 

あまりにためのなるので、

今日は事務所で仕事しながら

1,5倍速で聞いていました。

 

その中でも第4回の「内容や構成よりまずは空気を作れ」

という回が日本語教師にも響く内容だったので、

興味のある人はぜひ聴いてください。

 

voicy.jp

 

なぜ落語にはまくらがあるの?

「まくら」というのは落語の専門用語です。

本すじに入る前に、

軽い解説みたいな漫談をします。

そうすると、本すじがわかりやすくなります。

でも、それだけではありません。

ここでは笑っていいよという空気をつくって、

お客さんをリラックスさせているんです。

(三四郎さん談)

自分が話す準備をどんなにしていても、

相手に聴く準備ができていなかったら、

ウケないというのです。

だから、最初に

「わたしはあなたに向かって話していますよ」

ということを聴く人に

わかってもらわないといけない。

笑っていい場所なんだと

安心してもらう必要がある。

そのための空気をつくるのが大事なんだという話でした。

 

日本語の授業のまくらとは?

 

いやあ、これ日本語の授業でもまったく同じですよね。

どんなに文法の知識があっても、

どんなに完璧に教案書いても、

学生に伝わらなければ、いい授業とは言えないですよね。

 

だから、授業のはじめにまくらをすることが

大事なんです。

こういうときに、

どういう話をすればいいかってことは、

学校の先輩は絶対教えてくれません……

 

だけど、こういうことが非常に大事なんですね。

自分の空気にするんです。

先生と学生の距離を少し縮めるんです。

それも自分のやり方で。

 

どんなにマニュアルがあっても

学生は「先生によって教え方が違う」といいます。

でも、それは「教え方」が違うのではなくて、

「空気」が違うのです。

 

日本語教師もまくらをして、

空気を作らなければいけません。

 

日本語教師がつくらなければいけない空気とは?

 

語学の授業だから、先生が話すよりも、

もちろん学生が話したほうがいいに

きまっています。

でも、学生はそんなに簡単には話しません。

 

なぜなら「間違うのがいやだから」です。

先生たちだってそうですよね。

会議で発言したりしないでしょ?

その発言を評価されるのがいやだからです。

 

でも、そんなことを言ってたら、

話す授業はできません。

 

だから、最初に間違ってもいい空気を

作らなければいけないんです。

 

じゃ、間違ってもいい空気はどうやって作るのか?

 

わたしがやるひとつの方法は

絶対間違うクイズをすることです。

 

たとえば、宮沢賢治の「どっどど どどうど どどうど どどう」

ってありますよね?これを教えて読んで、

そのあとで、この音は何を表していると思う?と聞きます。

答えは風なんですけど、

学生たちはまあほぼわかりません。

それで、いろいろ言ってくれるんですけど、

間違えて当たり前の問題で間違わせておき、

心をリラックスさせておくと、

次、間違うのが怖くなくなるんです。

よければやってみてください。

Voicyも聞いてみてください。

 

では、また~

 

www.wakaba-nihongo-writer.net

 

 

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