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【書評】「自分の時間を取り戻そう」日本語教師も生産性について考えよう

日本語の授業がうまくいかないのは、

生産性を度外視して度外視して、

ただ自分の受けてきた授業をしているだけなのでは?

という画期的な気付きを与えてくれた本。

 

こんばんは。

わかばです。

 

ずっと読みたかったこちらの本、

ようやく読みました。

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

コチラの本は、

忙しすぎる毎日を送り、

なかなか自分の時間のとれない4人の生き方を例にして

「生産性」という概念を基軸に、

どうすれば、希少な時間や財産を使って、

最大の効果を得るのはどうしたらいいか?

ということを教えてくれている本です。

 

で、この本から学んだ考え方を

日本語の授業に応用したいと思います。

なぜなら、学生たちは貴重な時間と財産を使って、

日本語を勉強しに来ているはずなのに、

日本語が劇的にうまくなっているわけでも、

日本語学校の生活を楽しんでいるようには見えないからです。

(少なくとも私の眼には)

だから、少しでも生産性のある授業を提供して、

「日本に来て、この学校に来て、

 思っていたよりも、日本語が話せるようになったー!」

って思ってもらいたいので。

そこで

宿題の生産性

今の宿題って文作が多かったんですよね。

中級のクラスなんですけども、

文法で「わけがない」とかやったら、

「わけがない」を使って何か文を作るってタイプ。

でも、これができるにはまず理解が必要。

その上でのアウトプットなので、

1つの文型に20分くらいしかかけてないのに、

いきなり、文作れって「そりゃないよ」。

なので、学生はその時点での精一杯で文を作るんですが、

これがまた、とんちんかんというか

どこから直したらいいの?みたいな文で、

こちらも、どう直したらいいものか?と考えながら添削するので、

時間のかかり方が尋常ではない。

そして、その時間をかけてみた宿題を、

学生は一瞥しただけでバックにしまう…という状況は

どう考えても、生産性がない!

というわけで、文作の宿題を減らす。

授業中でできるだけ多くを扱い、

自分で直させてから提出してもらっています。

15人クラスなら、一枚の宿題のチェックで、

15分以上はかけたくない(つまり、ひとり一分以下)。

と、心に決めております。

 

話す時間の生産性

できるだけ、学生の発言を活かしながら、

授業を進めていきたいのですが、

16人のクラスでどうやって話してもらえるのか?

中には緊張する人もいますし、

間違ったら恥ずかしいと思う人もいます。

むしろ、そういう人のほうが多数派なのです。

それで、グループワークにしていたのですが、

グループワークって学生の意識も高くないと

機能しないんですよね。

グループワークだけで終わるわけにもいかず、

 

全体でまとめるときにしどろもどろになっちゃって。

 結局時間がかかるという……

 

やっぱり活発な議論ができるのって、

信頼している間でだけなんですよね。

だから、たくさん話してもらおうと思ったら、

まずは信頼関係をつくること。

そしてこれが一番難しいんです。

特に人数が多ければ。

だから少人数制(ある人によれば5,6人がベストだそう)

ってそれだけで、

生産性が少しあがるのではないですかね。

 

教師の引継ぎの生産性

これは、各現場によっていろいろみたいですが、

わたしの勤務校は、ノートに書く、

メールを送る、週に1回MTGをするという

3段構え(笑)

少しやりすぎでは?と思っています。

でも、聞くところによると、

ノートだけという学校もあるようで、

週2回だけの先生とかは、

わざわざそれを見に学校までいくわけにもいかず、

対応に苦慮しておられるという話も聞きます。

こういうのはライン、ChatWork、Slackで一発解決です。

わたしも担任しているところでは、

ChatWorkを使っていますね。

 

このように生産性という言葉を知るだけでも、

行動が変わってきますよ!

ぜひ読んで、自分の生産性について考えてみてくださいね。

 

 

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 

 

では、また~

 

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