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映画レビュー【二重生活】モヤモヤは尾行では解決できない

(更新:2019年1月11日)

 

なんだか正月らしくない正月をすごしている

2018年の正月。

初もうでにも行ってない。

だからというわけではないけれど、

年末に観た映画のレビューです。

 

こんばんは。

わかばです。

 

二重生活(2015/日本)

二重生活


『二重生活』映画オリジナル予告編

監督:岸善幸

主演:門脇麦

あらすじ:

 大学院に通う25歳の珠(門脇麦)は、19歳のときに遭遇したある出来事をきっかけに長い間絶望のふちをさまよっていたが、最近ようやくその苦悩から解放された。彼女は一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)と、なるべくもめ事にならないよう、気を使いながら生活していた。あるとき、珠は恩師の篠原(リリー・フランキー)から修士論文の題材を提示され……。

解説・あらすじ - 二重生活 - 作品 - Yahoo!映画

 

オススメ度 ★★☆☆☆(2.3)

 

以下、ネタバレがあります 

原作と監督とキャスト

原作は小池真理子著「二重生活」

二重生活 (角川文庫)

二重生活 (角川文庫)

 

原作は読んでいません。

 

監督は「あゝ荒野」の岸善幸監督。

wakaba78.hatenablog.com

「あゝ荒野」がすごくよかったので、

園監督の長編の第1作目だという本作を

見てみました。

 

主演は門脇麦。

彼女を始めてみたのは、

2013年大河ドラマ「八重の桜」でした。

山本覚馬の娘・山本久栄役だったのだけど、

なんとなくしっくりきておらず、

いいイメージなしです。

 

だけど、その後彼女は愛の渦

身体をはった演技を見せます。

本作でも、自分があるんだかないんだか、

ふにゃーとしているようで、

芯のありそうな大学院生・珠の役を

のびのびと演じている印象ですね。

https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/e/r/ce/38/201606230020001view.jpg

尾行される既婚男性・石坂に長谷川博巳。

そういえば、彼も「八重の桜」にでてましたね。

 

かなり病んでるっぽい大学院の

指導教員役にリリー・フランキー。

 

珠と同棲している恋人・卓也役に菅田将暉。

国宝級のイケメンです。

 

尾行する哲学って何や?!

珠は哲学を研究しているんですが、

それをもっと深めるために、尾行をしなさい

と言われます。

名付けて「尾行の哲学」です。

なんじゃそれ?って感じですよね。

 

まあ、そんなこんなで尾行を軸として、

ストーリーが進んでいくわけですよ。

 

それで、最後に珠が修士論文を書き終えるところで、

「尾行対象に自己を投影し、

 その人とのつながりがナンチャラカンチャラ」

ともっともらしいことを話すんです。

が!そこのところがまったくといっていいほど、

腑に落ちませんでした。

 

もちろん、この映画は尾行シーンがメインになるわけです。

でもね、それ尾行じゃないから!

単に後つけて行ってるだけだから!

ってこっちがヒヤヒヤします。

しかも、ヒールとかはいてるし。

 

そっちのセリフのほうが陳腐や!

もちろん、尾行はバレるどころか、

名前までバレて、その上その対象と

ホテルに行ってしまうという有り様……。

 

そこで、今までの「苦悩」を泣きながら

尾行対象に愚痴るんですが、

また、その尾行対象もその愚痴を聞いて

「陳腐だな」

ってところまではよかったのです。

 

そこで決め台詞がくるんですが、

それが、

「この世のなかで満たされている人間なんていないんだよ」

というコメントこそ、

陳腐で苦笑いしてしまいました。

 

コッチのモヤモヤはいつ解消してくれるん?

一方、同棲してる彼氏には

尾行していることを言えず、

最後にバレてフラれる始末。

 

それでも、最後に修士論文を提出して、

一応、主人公の中では答えがでたらしく

さっぱりとしたお顔で横断歩道を渡ってゆくのを

眺めるコッチは全然「モヤモヤ」が解消されていません!

というわけで、今から思うと何がいいたかったんやろうな

この映画……というのが正直な感想です。

 

では、また~。

 

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