日本語教師わかばのことばが好きになるブログ

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映画No59【東京家族】優しいのは表面だけ?現代の家族を描く山田洋次監督作品。

急に寒くなってきました。

今も毛布にくるまりながらこれを書いてます。

エアコンつけると、肌乾燥するしもったいないし。

 

こんばんは。

わかばです。

 

日本語の授業で視聴覚っていう

中級後半の授業を担当しています。

それで1本の映画を週に1回15分ずつ観て、

2か月くらいかけて、味わいながら観られたらいいなーと思って、

それをやっています。

それで何を観てるのかというと、この「東京家族」を観ているわけです。

ほんとうは「おくりびと」を観たかったんだけどね。

そんなわけで、授業準備のために何度も観ている「東京家族」を

ついでといっちゃなんだけど、紹介します。(ここまで前置きです)


映画『東京家族』予告編

 

東京物語

どっからどう見ても小津監督の「東京物語」のオマージュ作品です。

てか、リメイク?

50年代に描がれた、離れ離れになった家族のこころは、

半世紀を経て、さらに離れ離れになってるように感じました。

おじいちゃんが「どこで間違えたんやろか?」とか呑み屋で

管巻いたところで、現実は何も変わらず、

時だけが流れてきたかのような半世紀でした。

 

ミスキャスト?

撮影前に?東日本大震災があって、元のキャストから変わったって

どっかで読みました。

特に、滋子の役が中嶋朋子なのはいただけないなあ。

個人的には、すごく好きなんだけど、悪くなりきれてない気がする。

セリフも言わされてる感があったし。

あと、吉行和子もいいんだけど、やっぱりそこは元の市原悦子を見たかった!

林家正蔵は意外によかったなー。

それから、これをみて妻夫木聡は凄いなって思いました。

年齢不詳なとことか、チャランポランに見えて、実は優しいところとか。

 その恋人紀子の役もよかった。蒼井優がのびのびと演じてました。

すごくいいなと思ったのは、元の「東京物語」のように100%のいい人に

描いていなかったことです。全く反応がない昌次の父に業を煮やし、

昌次にぐちるところとか、わかるなぁって共感できました。

そんで、そのあと、昌次の父に優しい言葉をかけてもらうと、

一転、好きになったりね。家族ってそんなもんだよね。

 

家族

家族ってなんだろうなって普段はほとんど感じたことがないことを

たくさん感じました。

葬式でいっぱいの人がいたのに、一人ひとり帰っていく寂しさ。

老人を一人残して、自分の場所へ帰る後ろめたさ。

すべて、わかって涙が止まらなかったというのは本当です。

そういう人、いっぱいいいると思うなぁ。

みんな見ながら泣いていることと思います。

でも、次の日にはすっかり笑顔になってるんだよね?

そういうものだよね?家族って。

東京家族 DVD

 

家族の思い出を。

ではまた~

 

日本映画いろいろ☆

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